当ブログをお読み頂きありがとうございます。
2000年の秋頃に発症したコリン性蕁麻疹が未だに治らず、20年間この病気と闘っているDSKと申します。
発症当時、いくつかの皮膚科を回りましたが、アレルギー検査で全て陰性、抗ヒスタミン剤を飲んでも全く効果無しで、「原因不明・治療法はないけど、コリン性蕁麻疹なら若い人が掛かる病気なのでいつか勝手に無くなると思う」と医者には言われていました。20年経ってますが、未だに治ってはおらず毎年冬場になるとピリピリチクチクで苦しんでいました。
そんな中、昨今、コリン性蕁麻疹の中に「特発性後天性全身性無汗症(AIGA)併発型」という病型があり、もしそれであるならばステロイド治療が有効な可能性あるという情報をみつけ、自身の症状と重なることからその可能性を疑って検査をし、治療を行った結果、コリン性蕁麻疹が改善しました。
(2020年2月現在:完治はしていないですが不快度100から20ぐらいまで改善)
「こんなことならもっと早く情報に辿りつき早期に治療を受けたかったのに、どうしてこの情報にたどり着かなかったのか」と考えてみましたが、この病気がかなり稀な病気なのと、研究が進んできたのが最近なのと、ステロイド治療も必ず完治する治療法としてまだ確立していないため、医療機関としても広く情報提供を行えてないのが現状と認識しました。
一方で、今回たまたま情報を得て、受けたステロイド治療は私の病気にはとても有効であったほか、発症から早期に当該治療をした患者の寛解率が高いというデータはあるようなので、同じ症状で苦しむ方が少しでも早くこの情報にたどり着けるよう当ブログを立ち上げることにしました。
一患者という立場での発信ですが、今回の治療やその他20年間得てきた情報や体験を、同じ症状で苦しむ方に情報提供できればと思いますので参考にしてくださいませ。なお、ブログの中ではこの病気の分野に精通した病院・先生方の情報も載せておりますので、当ブログで同じ症状と認識されたら、必ず、それらの病院で診察・治療を受けるようにして頂ければと思います。
私の知る限りであればお答えもしますので、質問やコメントある方は”問い合わせ”からメッセージくださいませ。 またTwitterでは治療の効果や症状の変化を時間軸に則ってタイムリーに掲載しておりますので、フォローして参考として頂ければ幸いです。