治療・改善法

【20年患っている患者が試した改善法を全て公開!】コリン性蕁麻疹の治療法/改善法(その2)

bike training

コリン性蕁麻疹の治療法や対処法について、前回は「【20年患っている患者が試した改善法を全て公開!】コリン性蕁麻疹の治療法/改善法(その1)」で飲み薬や塗り薬、入浴時に使用する入浴剤などについて紹介しました。

今回は治療法/改善法(その2)として、治療として運動やサウナで汗をかくことについて記事にしてみようかと思います。

ここでは私の体験した内容をベースに、改善効果についてと、それぞれの運動について取り組みやすさ、サウナは効果的な入り方、お勧めサウナ店について紹介したいと思います。

前回同様、筆者は特発性後天性全身性無汗症(AIGA)併発の減汗性のコリン性蕁麻疹なので、ここに記載の内容が全ての方に同じ効果があることは保証できませんが、少しでも改善の道を探している方にはご参考として是非読んで頂ければと思います。

※ただし、汗アレルギー型のコリン性蕁麻疹の方にとっては、運動やサウナで汗をかくことで、瞼が腫れたり、アナフィラキシーショックを引き起こしたりする可能性がありますので、今回の内容を実践することはご注意ください。

また、自身の病型を知らない方は以下のエントリーを先に読んでくださいませ

【病型確認が必ず必要と理解できる!】コリン性蕁麻疹の病型分類と病型別治療法

運動で汗をかく

まず運動で汗をかくことの効果についてですが、結論からいえば、筆者の場合運動で汗をかくことは症状の改善にかなりの効果がありました。

汗を定期的に(少なくとも2~3日に一度は)汗をかくことで、普段の生活の中で汗がでやすくなり、チクチク・ぴりぴりの疼痛の強度が弱まる上、痛みが持続する時間が短くなりました。

これは減汗症コリン性蕁麻疹の場合、汗がでるまでの時間にチクチクが発生し、汗がでてしまえば痛みが収まる症状の為、このような効果に繋がっていると推察されます。(逆に、この症状の出方でない方は、効果見込めないと思いますのでご注意ください)

このことは色々試して確認してみたのですが、例えば1週間全く運動もせず熱い風呂も入らず、汗を殆どかいていない場合は、次に疼痛が発生した際、チクチクの痛みが激しく、痛痒みの範囲も広範囲で、汗も中々でず、安静にしても(動き続けて汗を出すにしても)収まるまで5分~10分ほど掛かりました。

一方で、毎日、または二日に一度30分~60分ぐらい運動(や後述するサウナ)でしっかりと汗を流している場合は、痛みの度合も半減、時間も30秒から1分ぐらいで収まる(この場合は汗がじんわりでて収まります)といった違いがありました。

(ちなみに筆者の場合は、入浴では43℃~45℃ぐらいの熱湯でなくては汗がでず、またそのような温度だと長く入れず、運動やサウナよりも汗が出ない為、効果が少なく、ここでは運動やサウナでの長時間の汗かきを推奨しています。)

ここで、汗をかくとちくちくしてしまう中で、どんな運動が効果が高く、取り組むのに好ましいのか触れたいと思います。

もちろん皆様の好みがあるかと思いますが、私が試した運動は以下でそれぞれについての症状の出方とお勧め度を記載しておきますので参考にして頂ければと思います。

何が最もおススメかの私の結論としては、汗のかきはじめにチクチクしてしまうので、出来る限り運動の序盤に一気に汗をかけるものが好ましく、結果、自転車トレーニングマシンが最もお勧めでした。

以下各運動ごとの考察です。

ジョギング、ウォーキング

ジョギングは、走り始めると約10分後にはチクチクしてきます。この時強度が足りなかったり、外が寒かったりすると、このチクチクが継続し結構不快です。

私も症状が酷い時そうでしたが、症状の酷い方はチクチクの不快度が高く、走ることを継続できないこともあります。

ただ不快になってから、さらに約5分~10分もすれば汗がしっかりでてきて症状も収まり、その後は症状改善が見込めることから、序盤のチクチクの時間が少し長いもののお勧め度は“中”です。

ウォーキングは汗をかくという観点で強度がたりない場合があり、チクチクする不快な時間が長続きするのであまりお勧めできません。

走るのが苦手な方もいるかと思いますが短い時間でも、特に序盤は少し走るなどして多少負荷をかけて汗を吹き出させることに注力した方がよいかと思います。

自転車トレーニングマシン

ジム等にある自転車トレーニングマシンは今回紹介する運動の中で最もおススメです。

理由は、室内で行う為、ある程度温度も高い状況でスタートすることで、汗がかきやすく、負荷のコントロールも可能で、序盤少し重めでこぐことで、ジョギングの時のように汗が中々でない時間を短縮でき、不快な時間も短くすることが可能だからです。

筆者は1年ほど前からトライアスロンを始めておりまして、トレーニングジムで自転車トレーニングマシンを使っていましたが、最近は花粉症も酷いことから、自宅の部屋の中で自転車をこげるようにスマートトレーナーという機器を購入し二日に一度ぐらいのペースでこぐようにしています。

スマートトレーナーを使うとアプリやパソコンに走るコースが映像で映し出されるバーチャルサイクリングということも可能になり、NYのセントラルパークを走ったり、世界の大会のコースなども走ったりでき、モチベーションの維持も可能です。

参考まで私が最近購入し使っているスマートトレーナーはこちらです。

ボクササイズ、ダンス、暗闇フィットネス

ジムのフィットネスプログラムや暗闇フィットネスでボクササイズやダンス、自転車トレーニングマシンを皆で音楽に合わせて行うのも強度が高く短時間で汗かけるのでおススメです。

ただスケジュールを合わせる必要があったり、蕁麻疹がでることで他人の目が気になる場合は、やはり1人で行うトレーニングの方がやりやすいかもしれません。

蕁麻疹がでてきたことで恥ずかしさや焦りから違う汗をかき痛痒みが増すことがありますので。

ヨガ、ストレッチ

ヨガやストレッチは、汗をかくかかかないかの中途半端な時間が長く、チクチクが始まると長時間堪える必要があるので、筆者としてはおススメしません。

ホットヨガであればと思って試しましたが、ホットヨガでも殆ど汗をかけず、チクチク痛かったので私としては再訪なしでした。

加えて、私は1日おきぐらいで肩甲骨のストレッチをやっていますが、普通の状態で行うとすぐチクチクし、耐え難い痛痒さなので基本運動後や入浴後の汗をかいた後に行うようにしています。

スイミング

スイミングでは室内プールの場合には外気の温度が高く設定されていることが多く、筆者は準備運動をしているだけで激しいチクチクに見舞われたことがあります。

また、水に入れば収まるかと思ったものの、冬場は温水のために中途半端な身体の温度になり、長時間にわたってチクチク痛痒いのが続いたことがありました。

泳ぎ込んでいけば水中でも汗をかいている為に、チクチクもなくなりますが序盤の痛痒さは結構長いのでお勧めしません。

 

以上、チームプレイでなく一人で取り組みやすく汗をかく有酸素運動的のものについて、それぞれの効果とお勧め度を書きました。あくまで筆者の感想なのでご参考として頂ければと思います。

※汗アレルギー型で瞼が腫れたりするような方は運動療法で汗をかくことはアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるので、ご注意くださいませ。

 

サウナで汗をかく

サウナは、入院してステロイドパルス療法でも改善しなかった際、汗をかきたくて通い始めました。上記「運動で汗をかく」でも記載の通り、減汗性のコリン性蕁麻疹の患者は汗をかくことで症状が軽減されるので、サウナはそれを手軽にかつストレスなくできる手段として、最もおススメです。

運動で汗をかく際には汗をかくまでに時間が掛かるため、汗かきはじめの数分不快な思いをしていましたが、サウナの場合には周囲の温度が高い為に自分の身体が熱くなる前に汗をかくスイッチが入り、チクチクする痛痒みは殆どなく汗を大量にかくことができるため、最もおススメな方法と思っています。

初めて行く際は入り方含めて、少し抵抗あるかと思いますが、最初は短い時間からでも良いので是非サウナで汗をかくことを試して頂ければと思います。

効果的なサウナの入り方

ここで、サウナの入り方についても触れたいと思います。治療という観点からは汗がすぐでる体質になるよう、汗を出したら一度冷やして汗を引っ込ませ、再度汗をかくように促すべくサウナと水風呂・休憩を繰り返す入り方が良いのではと思い、筆者は以下の流れで実践しています。

⓪ 準備として水分補給(但し飲みすぎは良くないようなので適量)
① 身体や頭を洗う(皮膚に皮脂や汚れで汗腺がつまり汗が出にくくなるため)
② 5分ほど入浴(身体への負担軽減の為)
③ サウナに入る(体調によって5分~10分程度。初心者は下の段に座る、頭にタオルをかぶせる等して無理をしない。)
④ 1分ほど水風呂に入る(四肢や身体に水を掛けてから)
⑤ 10分~15分ほど外気にあたって休憩
⑥ ③~⑤を合計3セット。途中必要に応じて水分補給

最初は水風呂に入ることに抵抗があるかと思いますが、私もそうでしたが、水を掛けてならしてから入り、一度肩まで入ってしまえば意外とそのまま入っていられることがわかりましたので是非試してみてください。

注意点としては、治療目的でのサウナなので、症状が悪化したりこれによって熱中症になったりしては元も子もないので、「絶対に無理はしない」という事を心掛けて試してみて頂ければと思います。

※汗アレルギー型で瞼が腫れたりするような方はサウナ療法はアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるので、ご注意くださいませ。(むしろ、サウナ療法は避けてくださいませ。)

東京都のサウナ施設トップ3ご紹介

以上、サウナの効果と入り方を紹介しましたが、全くサウナにいったことのない方だと「初めていくのにどこ行ったらよいのか」と質問が来そうですので、ご参考まで筆者が東京都内で回った中で良かったトップ3を紹介させて頂きます。

数年前からサウナブームが始まり、サウナ施設がどんどん増えてますので、もしお近くにあれば、ここに記載した3つに拘らずまずは試して貰えればと思います。

1位:スパラクーア(後楽園駅1分)

Website:https://www.laqua.jp/spa/

ラクーアには70℃~100℃までのサウナが4種類あり、それぞれのサウナも大きく多くの人数を収容できるので最もおススメです。

また1つのサウナではアウフグースサービスが14:00、16:00、18:00、20:00、21:00とあり、アロマの香りに包まれながら、大量の汗をかくことができます。

値段がスパ入場料として2,900円掛かる点が少し高いですが、TDカードをもっていれば2,530円に割引になる他、各種デイリープラスやベネフィットステーションの割引もあります。

また、1年にある時期だけ販売される回数券を使えば、一回当たりが1,575円~1,750円にもなるので、比較的リーズナブルな価格で、定期的に通うことも可能です。

2位:かるまる(池袋駅2分)

Website:https://karumaru.jp/ikebukuro/

ここは2019年12月にオープンしたばかりの男性専用の宿泊施設付サウナ施設で、朝の10時~11時半を除いてほぼ丸一日中営業している施設になります。

ラクーア同様4種類のサウナ(岩サウナ、ケロサウナ、蒸サウナ、薪サウナ)があり、アウフグースサービスも14:00~/17:00~/19:00~/21:00~/24:00~で1日5回あります。

ラクーアと比べると全体的に少しこじんまりしてますが、池袋という街中からすぐのアクセスなのでおすすめです。

一般料金は2,980円で年間1,980円払って会員となれば2,480円、1時間以内の利用であれば1,480円と少しお高くなっていますが街中であることを考えると致し方ないかなと思います。

3位:南青山 清水湯(表参道駅2分)

Website:https://shimizuyu.jp/

表参道から2分という好立地にある公衆浴場ですが、サウナもあり、終電ギリギリまで営業しており、入浴料もサウナ利用込み1020円と上記二つと比較してもかなりリーズナブルなため、おススメです。

サウナの広さはそれほど広くないですが、それでも12名前後は入れそうな広さはあるので(時間によるかと思いますが)狭くてギュウギュウとはならないかと思います。是非利用してみてください。

 

以上、「コリン性蕁麻疹の治療法/改善法(その2)」として運動及びサウナで汗をかくことの効果や取り組み方などを紹介させて頂きました。

減汗性のコリン性蕁麻疹患者にとって、沢山汗をかくことで症状が緩和することは夏に症状が緩和することと同じ働きと思います。できる限り汗をかいて辛い冬場を乗り切りましょう。

ただ、汗を沢山かく療法は症状は緩和させるものの、病気を完全に完治させることに繋がるかについてはエビデンスもなく事例もあまり聞かないので、その他の治療と複合的に行って少しずつ改善させて最終的な寛解を目指すのがよいかと思っています。

2回にわたって治療法/改善法を紹介してきましたが、次回は治療法/改善法の第三回(最後の予定)として、食べ物や飲み物、その他諸々症状に影響する因子について紹介したいと思いますので、宜しければまた訪問頂ければ嬉しいです。

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